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4.正しい配膳を知ろう

日本料理といっても、家庭料理から冠婚葬祭のように、あらたまったものなど、その形式は様々です。
古くから伝わるものも多くありますが、ここでは、代表的なものを紹介します。
本膳料理
室町時代に興り江戸時代に発達したと言われる日本料理の源。現在は冠婚葬祭の饗宴の際に見られます。
一人分の料理をいくいつかの膳に分け一度に供します。
基本は一汁三菜。(一汁→なます、三菜→なます・煮物・焼き物、そしてごはん、香の物)
豪華さの度合いにより、品数が増え、膳も増えます。しかし、菜(おかず)の数は必ず縁起の良いとされる奇数と決まっています。
配膳の仕方は、下図の通り。それぞれ料理の配置にはきまりがあり、現在の食卓のマナーの一つ、「お味噌汁は右、ご飯は左」とはここからきているのです。
今では殆ど行われませんが、食べる順序等、詳しい約束ごとがあります。
懐石料理と会席料理
「懐石」と「会席」同じカイセキですが、きちんとした違いがあります。
前記の「懐石」とは、茶道の作法の中で、濃い茶をいただく前に空腹を押さえるために供されるものをいいます。こちらも流派により違いがありますが、食べ方の作法があります。

さて、後記の「会席」。お酒のための料理、つまり宴会料理です。本膳と懐石の両方を取り入れ、厳しい作法にとらわれず酒を楽しむというものです。料亭や旅館の多くは、この形式を取っています。
会の趣向により料理は3〜13品で常に奇数とされ、順を追って出されます。現在では最も一般的となり、冠婚葬祭の席でもこの形式を取ります。
旅館などでは一度に全品が食卓に並ぶ場合があります。
ここではこの場合の配膳方法を紹介します。家庭では、本来の様に確認しながら、参考にしてはいかがでしょうか?
お箸のルール 正しい配膳を知ろう
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