能登半島は日本の原風景が残る地域であり、豊かな自然があふれている。これを長所と捉え、素朴な自然を売りに、多くの人に訪れてもらう仕掛け作りが必要である。こうした取り組みを観光ビジネスとしてだけで捉えるのではなく、原風景を見てもらうことで、改めて自然の美しさ、自然を残していくことの大切さを理解してもらうことが重要である。
また、本年6月11日に中国・北京市内で開催された国連食糧農業機関(FAO)主催の国際フォーラムにおいて、「能登の里山里海」が世界農業遺産に認定されたことから、これまで以上に里山・里海の持つ魅力や自然環境の保全に対する大切さについて注目をされている。
こうした中、輪島を訪れた方々に輪島の里山里海を歩きながら実際に素晴らしい風景を体感してもらうため「豊かな自然を保全する能登半島を巡る環境観光ウォーキングコース図作り」を行うとともに、「自然を見つめ直すウォーキング大会の開催」を目指し、事業を実施してきました。
〒928-0001 石川県輪島市河井町20-1-1(輪島道の駅「ふらっと訪夢」すぐ)