実績紹介

公道(車道)を使用した社会実験

 過去3年間にわたる、公道(歩道)を使用しての社会実験・調査PR活動の結果、本事業に対する関心が高まり、関係機関や地域住民からの支持を得ることができました。今年度は、初めて公道(車道)でのエコカートの走行を実施しました。

【実施内容】 社会実験 試験走行 (車道の利用)

日 程利用者実施場所
平成25年9月26、27日87名輪島病院〜商業施設(商店街)

日 程利用者実施場所
平成25年10月12、13日200名マリンタウン内

<交流拠点施設での周遊ルート設置>

 イベント事業と連携し、当事業を実施。また、輪島港マリンタウンには、平成26年秋オープンの交流拠点施設の建設が予定されており、施設周辺の整備にあわせ、エコカートの常設走行ルートの設置を進めることとなりました。

<構造改革特区申請の提案>

◇エコカートのナンバー取得に向けて車両製造元(ヤマハ発動機、日立バッテリー販売サービス)からの情報提供を受け、関係機関や内閣官房事務局に相談・協議の上、内閣官房に2回目となる構造改革特区の申請を提出しました。

  • 道路運送車両法第3条並びに道路運送車両法施行規則第2条の緩和
  • 道路運送車両法第41条の緩和

◇構造改革特区申請については不認定となったが、現行規定における、エコカートのナンバー取得の可能性が示されました。

 構造改革特区検討時において、国土交通省から製造メーカーへカート車両に対する調査や相談が行われました。その結果、製造メーカーからエコカートに関して、現行車両の仕様を変更することにより、軽自動車ナンバーの取得が可能であろうとの見解が示されました。今後、国土交通省自動車局と製造メーカー、当所とがエコカートの公道走行に向け検討協議を重ね、軽自動車のナンバーを取得、更にエコカートでの走行実現に向けて着実に前進しています。