事業目的・内容

地方の公共交通機関は、少子高齢化など人口が減少するなか、財政難等の原因による利便性の低下など課題が山積みしているのが現状である。そこで、本交通システムを構築することにより、コミュニティバス運行などの自治体の費用負担を削減するとともに、高齢者等の移動手段を持たない「買い物難民」問題の解消により地域住民の安心安全を守り、とりわけ観光地である当市においては、観光客により利便性の高い移動手段を提供することにより「ホスピタリティ都市 輪島」の魅力を高めるなど、地域の活性化にも繋がるものと考える。

これまで、3年間にわたり、WA-MO(ワーモ)による新交通システムの構築に向け、場所や条件を変えて社会実験を行った結果、多くの地域住民や観光客から、WA-MOの市街地走行の要望がありました。

事業展開を進めていくなか、構造改革特区申請したことをきっかけに、WA-MO(ワーモ) に軽自動車のナンバー取得が可能との展開が国との協議により指名されました。製造メーカー(ヤマハ発動機(株)・ヤマハモーターパワープロダクツ(株))からの支援協力によって認可申請や車両製造にかかり、保安基準等に適合した日本で初めての公道走行可能なエコカートの誕生に至りました。

軽自動車ナンバーを取得したWA-MOで、観光客の足として市内観光スポットを結ぶルート並びに公共施設や医療機関、商店街などを結ぶ地域住民の生活に密着したルートでの次世代交通の運行を実施し、地域の活性化を図ることを目指します。

WA-MOの紹介

エコカート
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輪島市街地での走行ルート(予定)

次世代交通対策事業の紹介

利用者のご意見

  • 少し遠くても気にせず観光できて良かった。子供がいると歩くのがイヤがるので子供もイヤがらずのってくれて良かった。
  • ゆっくりスローな風景が見られてとても楽しいです。
  • 年もいっているから、ちょっとしたところに利用できれば良い。足の悪い人もいるし、買い物、なんでもちょっとしたことで利用できる。乗り降りがしやすい車両でもある。はやく事業規模を広げてほしい。
  • 観光地にあったらいいなと思いました。
  • ゆっくりたのしく乗せていただきました。安全対策もされていてよかったです。
  • 小さな子供を連れていると歩いての移動が大変なので気軽に乗れる乗り物だったので、WA-MOはすごく便利です。
  • 小さい子がいるとなかなか出掛ける事が出来ないので、出掛ける切欠につながる。
  • 交通機関のエコ化に役立つよいアイデアだと思います
  • この地域はお年寄の方も多いと聞いたので、地元の方や観光客に役立てるように活かされればいいと思います。乗り降りがしやすい車両でなお良い。
  • 短距離移動が楽。歩くと遠いが車を使うまでもない距離に適当。これから老人世帯が増えるので、生活するのに便利かと思います。